【可能なの?】近距離の引越し費用を値切るなんて...
目と鼻の先くらいの近距離引越し。
それなのに、引越し費用が「?なんで??」と思うほど、高いと感じることがあります。
近距離引越し費用が高いのには、業者さんなりの理由があるんですが、それでも引越し費用は安いに越したことはありません。
そこで当サイトでは、「近距離の引越し費用」を引越し業者さんに安くしてもらう方法について詳しく解説していきます。
この方法であれば、引越しすることが決まってから
- 1週間で
- 実質2時間の交渉で
- 引越し業者さんにも納得してもらいながら
近距離の引越し費用って意外と高いので
今の家から5kmも離れていない近距離の引越しなのに、見積り費用って結構かかります。しかも「近距離の引越し」って決して他人事ではナイんです。
- 新聞チラシでちょっと『おっ!?』と思った新築マンションが...
- 同一学区内だったから、近くに建てている新築マンションをたまたま見に行ったら...
- 内装やグレードも抜群に好みの内容で、こんな近くにこんな良い物件が...
そしてそんなときに限ってアレヨアレヨという間に決まっちゃいます、引越し。
本当に、スグ近くへの近距離の引越しが、急に現実のモノになるという...。
でもですね、私もそうでしたが想像できないんですよね、近所に引越すときの費用って...。
近距離引越しの相場料金なんて頻繁に調べたりしませんし、どこの業者が良いとか、どこを選べば安くなるとか全然ワカラナイわけです。
なにしろ引越すコト自体が急なので、心の準備も何もできていない。
私もお互いの建物が見える距離で引越ししました...
距離にすると「だいたい3kmくらい」の近距離引越しですかね。たまたま広告の入ってきた近所の売れ残り新築マンションをひやかしで見に行ったら、お部屋の間取りをすっかり気に入ってしまい、ついつい購入することになっちゃったんです。
それまで住んでいた家は3LDKのマンション、エレベーター付10階建ての7階でした。
そこから4LDKのエレベーター付10階建の6階に引越しすることになったんです。
新築マンションですが売れ残りですから、即入居可なんですよね。
ですから銀行で住宅ローンを組むことができれば、即契約締結になるわけで...
そしてすぐさま近距離引越しになりました。
もーとにかく時間がない!
自業自得と言ってしまえばそれまでなんですが、いろんなことを調べたりする時間がナイ。
特に近距離に引越しするときのことなんて、知識も経験も全くありませんでした。
結局...共働きで時間に余裕のない私達夫婦は、購入先のマンション販売会社に引越し業者を斡旋してもらったんです。
斡旋された引越し業者の見積り金額は...
15万円...。
- 運賃73,000円
- 休日割増14,600円
- 共通作業員15,000円
- 大型家具梱包30,000円
- 大型家具解体30,000円
- 車両人件費合計162,000円
- 値引き▲22,600円 ◆引越し計\140,000円
- 消費税7000円
- 高価品保険料3,000円 ◆お見積り金額合計
¥150,000円
荷物の箱詰めは、すべて家族総出で自分たちで行いましたから...。
- 引越し業者から無料で貰ったダンボール50箱程度
- ダンボール衣装ケース6箱
- ソファー3人がけ、1人がけ
- 組み立て式クイーンサイズベット
- 38インチ液晶TV
- 大型冷蔵庫
- 全自動洗濯機
- タンス類3つ
- 食器棚
- 机、イス
- 日曜日の朝に11tトラックと3名の作業員がきて荷物を梱包・搬出、
- 午後から引越ししたマンションへ荷物を運び入れ、夕方頃に終了。
なのに一式15万>円です。
コレって、私達にとってオトクな金額だったんでしょうか???
時間も経験も無かったので、業者の言いなりでした...

結局あとから夫婦でじっくり考えてみたんですけど、
1日で3人で15万円って...もしかしたら高かったんじゃない???
という結論になりました。(私は)
だって、梱包や荷解きはすべて自分たちでしたし、11tトラックの1日チャーター料を5万円としても、作業員日当は実質1人1万円程度のものでしょ?だったら、
だったら
- 目指すべき価格交渉額は、10万円以下
もしかして、引越し業者にカモられちゃったんじゃないか的な...。
でもですね、そんなことをアトから考えてみても、契約書を取交ししてしまったらもうアウトなわけですよね。
その時に痛感したんですね...。
そのときの苦い経験と反省点が、心のどこかに引っかかっていたんでしょうね...。
私は知人・友人が今度引越しすると聞くと、このときの話をするとともに、のちのちに私が考えついた
- 近距離の引越し費用を大幅に安くする作戦
を教えてあげることにしました。そうすると、
「ビックリするほど引越し費用が下がったよ!」
「イイ方法を教えてくれてありがとー♪」
と、みんなからとっても感謝されることが多かったんです。
そんな、「近距離の引越し費用を1週間で、2時間で大幅に安くする作戦!」
をこれからお教えします。
近距離の引越し費用を1週間で、2時間で大幅に安くする作戦!
近距離の引越しが決まったら、スグに引越し業者の選定をしなければ、時間がマッハでなくなっちゃいます。
仕事もあるし他にもたくさん準備しなければならないことがあるため、近距離引越しの業者選定に当てる時間が本当に足りなくなるんです。
なのでそんなときは、次の順序で段取りをすると良いです。
まずは引越し一括見積りサービスを活用する!
ここからが時間との勝負です。
インターネットの無料の引越し一括見積りサービスを有効に利用し、それぞれの引越し業者から出てくる見積りを集めます。
【無料一括見積り依頼に必要な情報】
- 現住所の郵便番号
- 引越し先の都道府県
- 引越しタイプ(単身or家族)
- 現在の住居住所、建物タイプ(アパート、マンション、戸建て、何階建何階から、間取り、エレベーター有無)
- 引越しの住居住所、建物タイプ(アパート、マンション、戸建て、何階建何階から、間取り、エレベーター有無)
- 引越しの出発希望日、希望時間、引越し人数
- アナタの名前、電話番号、メールアドレス
- 家具、家電、その他荷物、希望するダンボールの枚数
- 依頼する作業内容(荷造り、家具梱包、荷解き、家具配置など)
連絡の受取先はスマホのメールアドレスにしておくと便利です。
仕事と都合などで自宅でしかパソコンが使えない場合、引越し業者からの回答を知るタイミングが遅れます。
スマホなどでいつでも連絡が取れるアドレスを登録しておくのがタイムリーです。
引越し業者一括見積もりをすると、各業者からだいたい2日以内には見積り回答が届きます。まずは、その中で
イチバン安い業者の見積り金額だけをチェック
しておいてください。
無料で下見したいという業者は一番最後にする
引越し一括見積もりを依頼すると、必ず2社くらいは
このたびはお引越しのお見積りご依頼ありがとうございます!
正確なお見積りをさせていただくので、ご都合の良い時にご自宅を訪問させてください。
一度見させていただくだけで大丈夫ですし、モチロン無料です!!
な〜んて言ってきます。
ですが、自宅に来てもらっての見積りは、最後の最後に!
にしてください。
というのも、最後に見積りに来る業者を本命にするからなんです。
理由はですね、
- 業者は見積り訪問した当日に契約を決めたい!
近距離引越しでも見積り下見は無料です!...とはいえ、見積り下見するのだって業者側は人件費がかかっています。
引越し業者としては、できれば一回目の訪問で契約を取りたいと思って来ます。
その『業者心理』を、最大限に利用するんです。
ですから最後の最後に、自宅に見積りに来てもらう引越し業者は
- 2番めか3番めに引越し見積りが安かった引越し業者(一番安いトコではなく)
- 知名度が高い全国大手引越し業者
私のおすすめは『パンダのマーク』の業者さんです。
引っ越し契約件数は全国一なのに、売上高は全国一ではないとCMで公言していた業者さんのことです。
見積りに来た業者との価格交渉方法
引越し業者が自宅に見積りに来る日、その日が引越しを契約する日だと心に決めてください。
その日は、ネットで引越し一括見積りを依頼してから1週間後をメドにしましょう。
それまでにアナタがやっておくことは、
- 引越し一括見積りの最安値を調べて、データを保存しておく
ことだけです。
では、無料の近距離引越し見積りをしてもらいましょう!
......
......
おそらく最初はビックリするような高い金額を提示してきます。
いわゆる「足元を見る」という業者戦略です。
アナタの考える近距離引越し予算が、どのくらいなのかを探っているワケです。
そしてイロイロと、見積り金額の根拠を説明してくるのですが...まずは
をしましょう。
そうすると...業者はだいたい10分ぐらいで見積り金額の値引きを持ちかけてきます。
そんなちょっとした値引きを提示されても、
だけでいいです。業者さんのトークを、だた黙って聞いて楽しでいてください。
そして引越し業者が、
「近距離引越しでも、この金額が限界です!」
と言うまでじ〜っくり待ちましょう!
そう言われたら...初めてアナタから
と言ってあげてください。
でも、他社の見積り金額はまだ絶対に言わないこと!
ここからが本当の、近距離引越しの価格交渉スタートなんです。
引越し業者の見積り価格は、次のように決まります。
@見積り担当者の値引き 〜〜〜 担当者に与えられてい値引き
A上司の値引き権限 〜〜〜 担当者の上司が相談を受けて決済する値引き
B営業所の値引き権限 〜〜〜 会社の威信をかけた最終判断値引き
あなたの目標は、他社見積りに安く対抗するためのBの【会社の威信をかけた最終判断値引き】を引き出すことです。
同業他社には見積りで負けたくない...
だって他社より高いってウワサが広がったら会社のイメージダウンだし。
というのが業者の本心なんですね。
ですからアナタは、Point3で担当者への揺さぶりをかけた形になってます。
そしてその担当者に『ちょっと上司と相談したいので、お電話する時間をください』と言わせましょう。
そのための切り札となるのが、他社からの安い見積り金額です。
ここまできたら初めて、
- 担当者に他社の見積り金額を教えてあげましょう
すると今度は【会社VS会社】の判断になりますので、担当者は必ず上司に相談します。
上司相談で再度値引きがすすんでも...まだOKしちゃダメです。
と言い放って...無口になってください。
更にだんまり作戦です。
そうしてしばらく担当者を放置プレイしておくと...
アナタが特に何も言わなくても、どんどん下がっていきます。
そこでアナタは、妥協できる条件をどんどん出してあげましょう。
たとえば
- 有給が使えるから『引越し日は平日でも良い』とか、
- その日のうちに運び終わるなら、開始時間は何時でも良いとか、
担当者が上司を説得しやすくって、上司も値引き判断しやすい材料と状況を提供してあげるのです。
そうすると...見積り金額は会社の威信をかけた他社見積りに負けない戦いになります。
アナタが納得できる金額になるまで...黙って待ちましょう。
その金額の目安は、
引っ越し一括見積もりの最安値金額から、5,000円以上は安い金額を目指してください!
そして交渉にかける時間は、
この時間で充分です。
むしろ2時間は多いくらいで、1時間程度で交渉は成立するでしょう。
業者との交渉が苦手というアナタには...
最強の交渉術の奥義をお教えしましょう!
引越し業者が最もイヤがる交渉術...
それは...無口になること。
必要なこと以外は、一切話さなくてイイです。
むしろ無口な方が、見積りにきた担当者にはかなりのプレッシャーをかけ続けることになるんです。
ワザとでもいいので、黙ってみると効果テキメンです。